点・線・面~II

興味関心のあることがらについて備忘録的に記して行きます。

TWA Hotel

海外旅行に出かけにくくなって随分と日が経ちますが、こうした状況になる少し前に訪れたホテルの紹介です。

ニューヨークのJFKにあるTWA Hotelです。

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大昔に見た幸せはパリでという映画のラストシーンで舞台になった建物です。
映画を見たときに、

「かっこいい場所だな~」

「セットなのかな~」

とか思っていたのですが、実在する建物であることを知ったときには、既にターミナルとしては使われておらず、訪れることは出来なくなっていました。
その建物が2019年の5月にホテルとしてオープンしてまして、訪れることが可能になったので、このホテルに泊まることを目的として、ニューヨークを訪れました。

チェックインカウンターがフロントになっていて、そこでチェックインを済まして先にすすむとこの景色です。

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ミッドセンチュリー最高!!な景色です。
奥に見える便名と時刻を表示する掲示板も昔ながらパタパタ式で、時折良い音を奏でていました。

丁度クリスマスシーズの滞在でしたので、館内に控え目な音量でクリスマスソングが流れていて気分は上がりました。

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ホテルのフロントから部屋に行くための通路は、ジャックレモンが走っていたトンネルでして、めちゃくちゃカッコいいです。

部屋はいまどきな作りです。
快適でした。

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到着したときに撮った写真しかなくて、外が暗いのですが、滑走路が見える側の部屋に泊まったので、ずっと飛行機を眺めることが出来て私にとっては幸せでした。

ちょっとわかりにくいですが、手前のライティングデスクの上には60年代の雑誌も置いてあったりして、細かい所まで凝っていました。こんな演出も徹底していて良いです。鉛筆なんかもTWAカラーのものでいいお土産になりました。

普段の海外旅行ではホテルにここまでの金額は出さないのですが、ここは納得感のある滞在になりました。

 

この時の旅行では、念願の大西洋越えも敢行して小さな達成感もあり、個人的に旅への意欲が薄れてしまって久しいのですが、さすがに1年半程が経過したら、少しだけ海外旅行にも出かけたくなってきました。
マイルは十分なチャージされているので、来年くらいには久しぶりにどこかに出かけて来るかも知れません。